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事務ごよみ【人事・労務】

8月の事務ごよみ

[ 2017年8月号 月刊「企業実務」編集部 ]

8月は、大学の休みを利用して地元(地方)で就職活動をする学生の動きが活発になります。そうした動きにあわせて、会社説明会を実施するのも1つの方法です。

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来春新卒予定者の採用活動

 8月は、大学の休みを利用して地元(地方)で就職活動をする学生の動きが活発になります。そうした動きにあわせて、会社説明会を実施するのも1つの方法です。

 また、各社の求人方法も多様化しています。採用予定に対して応募状況が芳しくない企業は、これまでとは違ったアプローチも試みてください。

 自社のウェブサイトで告知するだけでなく、社員の後輩や知人など、口コミでよい人材が見つかることもあります。大学の就職課や研究室に出向いたり、合同説明会に参加してみてもよいでしょう。

夏場の健康管理

 夏季休暇明けから8月の終わりにかけては疲労がたまりやすい時期です。

 疲労が原因で業務災害や通勤災害などが発生することを防ぐため、就業中は適度に休憩させるなど、社員の健康管理と安全対策を徹底しましょう。

 ここ数年は、節電対策で冷房の温度を高めに設定している事業所が多いと思いますが、屋内にいても、脱水症状や熱中症になることがあります。

 とくに、身体の疲れが蓄積してくる午後から夕方にかけては要注意です。

パートタイマー・アルバイトのシフト管理

 夏物商戦の期間中、パートタイマーやアルバイトを増員している企業では、個々のスケジュール(旅行や帰省などの予定)を把握して、早めに勤務シフトの調整を行ないましょう。

 一定の条件を満たせば、パート・アルバイトにも年次有給休暇を付与する義務が生じます。繁忙期に人手不足に陥って業務に支障が出ないよう、シフトの管理には十分留意してください。

交通事故発生時の対応確認

 2016年の交通事故死者数は全国で3904人(前年比マイナス213人)で、1949年以来の3000人台となりました。しかし、依然として高齢者運転による交通事故が多発している状況で、飲酒運転等悪質・危険な運転による事故も後を絶ちません。

 社内の交通安全教育に力を入れるとともに、社員が業務中や通勤途中に交通事故を起こしたり巻き込まれたりした場合の対応(とくに事故直後の対応)などについても、きちんと確認しておきましょう。

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