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エヌ・ジェイ出版販売 主催セミナー

早期化・効率化を目指す決算実務のチェックポイント(11月19日、中央大学駿河台記念館にて)

[ 講師:高岸 直樹氏(税理士) ]

月刊「企業実務」を販売しているエヌ・ジェイ出版販売では、読者企業の方などを対象にセミナーを開催しています。その模様をレポートします。

2015-11-19 seminor

決算実務がはかどらないのはなぜ?

 決算日は企業によって任意に決めることができますが、それでも日本の場合、3月31日を決算日に設定している企業がおそらく圧倒的に多いでしょう。

 今回のセミナーでは、そうした3月決算の企業を例にとり、以下の3つを柱に、効率的に決算実務を進めるポイントについて解説しました。

① 決算に向けて第3四半期決算(12月31日)時点で把握・確認しておくべきこと
② 本決算の実務を効率的に行うために、今から準備しておくべきこと
③ 決算日までに、今から対応できること

 講師は月刊『企業実務』の執筆者としてもお馴染みの高岸直樹先生です。

 ところで、決算実務がはかどらない主な理由としては、

  • 決算に必要なデータがすべて入手できていない
  • システムを定期的に検証していないため、不具合を見過ごしていた
  • 担当者の知識不足から、会計基準・税法に沿った処理ができていない
  • 現実的な着地点を想定しておらず、決算を締めた後になってから思っていた結果と異なり、困り果てる

 などといったことが考えられます。

 こうしたトラブルの大半は、

  • 決算で問題が起きたときには、必ず記録に残しておく(次の担当者に引き継ぐ)
  • システムを盲信しない。決算に必要なデータと照らし合わせて、定期的にシステムの検証ポイントを探る
  • 会計基準・税法の知識が古くなっていないか、事前に見直す。法改正等の情報を得ておく
  • 計画は作りっぱなしにせず、四半期ごとに実績と対比して損益予想を立てる

 といった地道な作業で防げることが多い、と高岸先生は言います。

会社の決算書を読むのは誰か?

 そして、意外に忘れがちなのが「決算書は、誰が読むために作るのか」ということ。

 「株主なのか、税務署なのか、金融機関なのか、経営者なのか? 決算書といえども、読者を考えて作ることはとても大事です」(高岸先生)。

 セミナーでは、実際に決算実務で起こりがちなトラブル、うっかりミスの具体例をあげながら、それらを防ぐポイントを丁寧に解説していただきました。受講者の多くが実際に決算実務を担当されている方とあって、先生の実務に即したお話は、おおいに参考になったことと思います。

講師のご紹介

高岸 直樹 氏
(税理士)

 税理士。1992年、日本大学大学院法学研究科博士前期課程修了。98年、税理士登録。上場会社からベンチャー企業まで、ニーズに応じた税務実務を指導する一方、大学で会社法の講師も務め、税務と企業法務の両分野に精通。『企業実務』ほか執筆多数。
税理士高岸俊二・直樹事務所

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