
労災保険の強制適用を拡大
厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会で、「暫定任意適用事業」として加入が任意となっている農林水産業の常時使用労働者数が5人未満の個人経営の事業についても労災保険の強制適用の対象とする方向性が示されました。
自動車の危険運転厳罰化の基準
特に危険で悪質な運転行為についての厳罰化を求める声を受け、自動車運転死傷処罰法の改正を検討している法務省の法制審議会刑事法(危険運転による死傷事犯関係)部会で、厳罰化の対象となる飲酒量や高速度等の基準についての制度案が示されました。
ドローン飛行対策強化
警察庁は違法なドローン飛行対策に関する検討会を立ち上げ、ドローンを悪用した脅威に備えるべく、小型無人機等飛行禁止法の見直し作業を始めました。現在は重要施設およびその周囲おおむね300mの周辺地域の上空飛行が禁止されていますが、対象施設の追加や範囲の拡大、罰則強化等が検討されます。
食品衛生法でサプリメント規制
改正食品衛生法施行から5年が経過したことを受け、厚生労働省は改正項目の施行状況等を踏まえた食品衛生上の措置に関する現状や論点を整理し、今後の対応策について議論を行なうことを確認しました。その論点の1つとして、サプリメントに関する定義・製造管理等についての規制の在り方が挙げられています。
老人ホームに登録制導入
厚生労働省の有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会が、安全性の確保やサービスの適切な選択の確保の観点から、老人福祉法等を見直し、一定の有料老人ホームについて登録制など事前規制の導入を検討する必要がある、というとりまとめ案を示しています。





















