労災の遺族補償の男女差にメス
厚生労働省の「労災保険制度の在り方に関する研究会」が、中間報告書を公表しました。遺族(補償)等年金の制度趣旨の検証は、労働基準法の遺族補償との関係についても併せて検討することが望ましいとされ、給付の要件に関して、遺族(補償)等年金における夫と妻との間にある給付の要件の差について、将来的に解消することが適当だとの方針が示されています。
次世代エネルギーの検討
原子力規制委員会は、次世代エネルギーの1つである核融合発電の安全を確保するための新しい規制の在り方について、量子科学技術研究開発機構等との定期的な意見交換会を立ち上げました。
現行法の改正や新法の制定なども含めて、想定されるリスクなどを検討し、今年度中に規制に向けての論点整理を行なう予定です。
多様な人材を教壇へ
中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会が、これまでの審議をまとめました。
小学校と中学校の接続を意識した制度改正とともに、多様な専門性などを持つ社会人の教職参入を促す教職特別課程の弾力化などが提言され、教職免許法等の関連法の見直しが今後検討されそうです。
有害情報からこどもを守れ
こどものインターネット利用は、0歳から9歳までのおよそ8割が利用し1日の平均利用時間も伸びるなど、年々広がりをみせています。インターネットを介して、こどもが犯罪に巻き込まれることも懸念されています。
そのなか、こども家庭庁はこどもや若者に悪影響を及ぼす恐れのあるインターネット利用に関して、インターネットの利用を巡る青少年の保護の在り方に関する関係府省庁連絡会議を開催し、法改正も含めた対応についての具体的な議論を進めています。