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注目したい法改正の動向

注目したい法改正の動向

[ 2022年11月号 月刊「企業実務」編集部 ]

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老朽化マンション問題への対応

 老朽化したマンションが急増するなかで、その管理や建替えを円滑化するための規制緩和が議論されています。葉梨康弘法務大臣は区分所有法制の見直しを法制審議会に諮問し、区分所有法制部会が新設されることになりました。

暗号資産を没収可能に

 法制審議会刑事法(犯罪収益等の没収関係)部会が、不動産、動産、金銭債権以外も犯罪収益等として没収可能にする組織的犯罪処罰法の改正を求める要綱(骨子)を採択しました。仮想通貨などの暗号資産も犯罪収益等として没収できるようにするのがその狙いです。

食料安定供給のための法整備

 世界的な食料情勢や気候変動などの今日的な課題に対応していくために、政府は制定から約20年が経過した食料・農業・農村基本法について、総合的な検証を行ない、見直しに向けた検討を開始しています。

悪質商法対策の強化

 消費者庁に霊感商法等の悪質商法への対策検討会が設置されました。霊感商法や過度な寄附等に関して、消費者契約法改正や新法制定による被害者救済、また宗教法人法の解散命令請求のために所轄庁に報告を求め質問をする権限を機能させることなどについて議論が進んでいます。

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