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50歳からのキャリアプランニング 第3回

定年後の「ライフプラン=夢」と「お金」について考えよう

[ 渡辺 葉子<わたなべ・ようこ>(特定社会保険労務士)]

「50歳」といえば、いよいよ「定年」が現実のものとして意識され始める年齢でしょう。残りの会社員生活と同じかそれ以上に長い「定年後」の人生を自分はどのように生きたいのか。50歳だからこそ、将来に向けたキャリアプランニングが大切になってきます。

定年後のライフプランと「お金」について考えよう

定年後の人生をどのように生きたいですか?

 前回(夫婦世帯、おひとり様…それぞれの視点から“アラフィフ・クライシス”に備える)の記事の最後に書いたとおり、定年後の生活を見据えた「リタイアメントライフデザイン」には、3つのデザイン(キャリアデザイン・ライフスタイルデザイン・ファイナンシャルデザイン)が想定されます。

 ところで当然のことながら、目標のないプランニングはプランニングではありません。

 確かに、この先の人生で何が起こるかは誰にもわかりません。だからといって、皆さんは場当たり的なその場しのぎの生き方を望んではいないはずです。

 一度しかない、自分だけの人生です。定年後の生活をプランニングするにあたり、まずは、「どうやって生きていこうか? どう生きていきたいか?」を考えてみませんか。

 実現できるかどうかではなく、「実現するためにはどうしたらよいか」を考えていきましょう。たとえ100%思い通りにならなくても、少しでも目標に近づけたら、それだけでもプランニングの価値があるというものです。

「選択的リスク」と「一般的リスク」

 では、60歳以降をどうやって生きていきましょうか。これは、「生き方の選択」です。

■生き方の選択

生き方の選択

 上図にあるのは、例に過ぎません。ここにはない違う選択もあるはずです。大事なのは、まずは目標を設定することです。

 話は変わりますが、何をするにしてもリスクはつきものです。たとえば、再就職すると決めても、再就職先がないかもしれませんし、海外暮らしをしたくても、希望する国の受け入れ態勢が安全ではないかもしれません。

 このように、自分の選択した生き方や行動に伴うリスクを「選択的リスク」といいます。一方で、死亡や疾病、介護、老後などの誰にでも起こり得るリスクを「一般的リスク」といいます。

 これらを総称して「リスク」といい、それぞれの「リスクマネジメント」が必要となります。

■リスクとリスクマネジメント

リスクとリスクマネジメント

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著者 : 渡辺 葉子<わたなべ・ようこ>(特定社会保険労務士) YWOO株式会社代表取締役社長。日本年金学会正会員。損害保険業界に5年間、派遣業界に15年間勤務の後、2006年起業独立。企業の人事コンサルティング、営業支援コンサルティング、バックオフィスアウトソース受託業、執筆、出版社・公的機関等にて社会人・実務者セミナー講師、企業内研修(人材育成)企画・講師を務める。
http://www.ywoo.co.jp/
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