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新人経理担当者のための仕事術 第5回

仕事は段取りが8割! 経理の年間スケジュールを把握すべし

[ 村井 直志<むらい・ただし>(公認会計士)]

「経理」という仕事はじつに奥深く、会社の根幹を支える大事なものです。本連載では、「豆を仕切れる人」になるために、これだけはぜひ知っておいてほしい経理担当者のリテラシーについてお伝えしていきます。

新人経理担当者のための仕事術

「段取り8割、実行2割」を心がける

 経理担当者が行う仕事は、年々増加傾向にあります。特に上場企業やその子会社、これから上場しようという会社の担当者などは、毎月のように何らかの経理イベントがあります。

 どんな仕事も「段取り8割、実行2割」。知識を蓄えるなどして準備をしておけば、仕事の8割は終わったようなものです。

 そのためには、何を、いつまでに作業し、どんな報告をする必要があるか、経理の仕事の年間スケジュールを確かめておきましょう。

 経理業務の最たる成果物は、決算書という会社の成績表です。

 この決算書には、会社法のような法律に基づいて作成するものもあれば、経営管理のために社内で用いられる決算書もあります。

 学校で受け取る成績表が1〜3学期の単位で、しかも年間総合評価があったように、決算書も日次週次月次四半期(3か月単位)・半期(6か月単位)・年次という具合に、一定期間ごとに作成して、経営管理者などに様々なタイミングを見計らい、経営に関するデータを報告する必要があります。

 金融業や建設業など、業種によっては国や地方自治体へ定期的に数値を報告する義務もありますが、こうした仕事も経理が担当することが多いと思います。

 まずは、上司や先輩に、何を、いつまでに作業し、どんな形で報告する必要があるか、確認しておいてください。

経理業務の年間主要スケジュール(3月決算イメージ)

▼連載「新人経理担当者のための仕事術」

本記事は、『即戦力になる!基本が身につく 経理に配属されたら読む本』(日本実業出版社)より内容を抜粋し、企業実務オンライン用に再構成したものです。

『即戦力になる!基本が身につく 経理に配属されたら読む本』

『即戦力になる!基本が身につく 経理に配属されたら読む本』
村井 直志 著 日本実業出版社 発行 A5判 208頁 定価1,400円(税別)

経理に配属された新人が「即戦力」になるために必要な基本知識を解説

「経理部に配属されたものの、仕事の全体像や実務がよくわからない」という人向けに、会計・税務に関する基本事項のほか、業務をするうえで必要不可欠なエクセルの活用術を解説。
即戦力となる経理担当者に必要なスキルが、この1冊で身につきます。

著者 : 村井 直志<むらい・ただし>(公認会計士) 中央大学商学部会計学科卒。税務事務所、大手監査法人、コンサルファーム、東証上場会社役員などを経て、公認会計士村井直志事務所を開設。ビジネスにまつわる「数字」をわかりやすく伝承するアカウンティング・キュレーターとして、経営コンサルティング・監査・不正調査のほか、セミナー・執筆を行う。
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