衣替えの実施
社員に事務服・作業服を貸与している事業場では、冬服への衣替えの実施が多い時期です。これを機に社内の身だしなみや服装のコードについても再確認するとよいでしょう。
社内レクリエーションの実施
気候が穏やかになり、社員旅行や運動会など、社内レクリエーションが盛んに行なわれる季節になりました。
ただし、新型コロナウイルスの影響からレクリエーションの実施を見送ったり、規模を縮小して実施したりする企業も多いでしょう。
実施する際は、感染症対策を万全に行ない、感染者を出さない工夫が求められます。
レクリエーションの実施に際しては、詳細を記した資料をきちんと保存しておきましょう。かかった費用は、社会通念上相当な金額であれば、福利厚生費や交際費等とみなされ、税務調査の際に有効な証拠資料となります。
また、実施後に課題と感じたこと、トラブルになったことなどについて記録しておきましょう。
歳暮・年賀状の準備
歳暮に関しては、昨年の歳暮とことしの中元の贈答実績のほか、取引先一覧などをもとに、贈り先の住所や役職等を更新・確認しながらモレのないようにリストアップを行ないます。
あわせて、贈答品選びも早めに取りかかるようにしましょう。
また、2021年用の通常の年賀はがきは10月29日から販売されます。
各部署の必要枚数を把握し、購入予定数を取りまとめておきます。
取引先の与信管理の徹底
春先からの新型コロナウイルスの影響によって経営状態が悪化し、それが具体的に表面化してくるのは秋から冬にかけてともいわれています。
このため、各企業においては例年にも増して与信管理業務の重要性が高まっています。
取引先の経営状況に関する情報は、直接先方と接触している営業担当者から集めるのが最もよい方法です。
年末の資金需要期は、とくに念入りに取引先の売掛金管理や与信管理を行ないたいところです。
管理部門としても、営業担当者と密に連絡を取り合い、取引先に変化があった場合は、こまめに報告してもらうようにしましょう。